Macを買ったら覚えたい便利なおすすめショートカット|使いこなしてこそ味わえる醍醐味を解説

この記事では、Mac歴8年の私が「これだけは覚えておいてほしい」と思うMacのショートカットを、実際の使用シーンとともにご紹介します。

最初は「Command(⌘)キーって何?」と戸惑っていた私も、今では指が勝手に動くほどショートカットが身についています。マウスやトラックパッドに手を伸ばす時間が減り、作業スピードは驚くほど向上しました。1つのショートカットで節約できる時間はわずか数秒かもしれません。でも、1日に100回使えば、それは貴重な時間の積み重ねになります。

初心者の方でも無理なく覚えられるよう、段階的に解説していきますので、ぜひ一緒にショートカットマスターを目指しましょう。

初心者が最初に覚えるべき基本ショートカット10選

Macを使い始めたばかりの頃、私は右クリックすらどうやるのか分からず苦労しました。でも、基本的なショートカットを覚えてからは、まるで魔法のようにMacが使いやすくなったのです。ここでは、毎日必ず使う基本中の基本のショートカットから始めていきます。

  • コピー・ペースト・カットの基本操作
  • ファイル操作を効率化するショートカット
  • 文書作成で必須のテキスト編集ショートカット

コピー・ペースト・カットの基本操作

文章を書いていて、同じフレーズを何度も入力するのは面倒ですよね。私がMacで最初に覚えたショートカットは、やはりコピー&ペーストでした。Command(⌘)+ Cでコピー、Command + Vでペースト。この2つを覚えただけで、レポート作成の時間が半分になったような気がしました。

Command + Xのカット機能も便利です。テキストを移動させたいとき、コピーしてから元の場所を削除する必要がありません。一発で切り取って、好きな場所にペーストできます。そして、操作を間違えたときの救世主がCommand + Z(取り消し)。何度このショートカットに助けられたことか。誤って大切な文章を削除してしまっても、慌てずにCommand + Zを押せば元通りです。

ファイル操作を効率化するショートカット

デスクトップがファイルで散らかっていませんか?私も最初はそうでした。でも、Command + Shift + Nで新規フォルダを作成できることを知ってから、整理整頓が楽しくなりました。プロジェクトごとにフォルダを作り、関連ファイルをまとめて管理。デスクトップがスッキリして、必要なファイルもすぐに見つかるようになりました。

不要なファイルの削除もCommand + Delete(ゴミ箱に移動)で簡単です。間違えて削除してしまっても、Command + Zで復活できるので安心。ファイルの情報を確認したいときはCommand + I。ファイルサイズや作成日時がすぐに分かります。これらのショートカットを使えば、Finderでのファイル管理が格段に快適になります。

文書作成で必須のテキスト編集ショートカット

長文を書いているとき、カーソル移動にイライラしたことはありませんか?私は論文を書いているとき、矢印キーを連打していました。でも、Controlキーを使ったカーソル移動を覚えてから、執筆速度が劇的に向上しました。Control + Aで行頭へ、Control + Eで行末へ瞬時に移動

Control + Kを使えば、カーソルより右側の文字を一気に削除できます。文章の後半を書き直したいときに重宝します。また、Command + Aで全選択すれば、文書全体のフォントやサイズを一括変更できて便利。これらのショートカットを使いこなせば、キーボードから手を離すことなく、思考の流れを止めずに文章を書き続けられます。

日常のMac作業を快適にする実用ショートカット

基本操作に慣れてきたら、次は日常的によく使うアプリケーションでのショートカットを覚えていきましょう。私の1日は、メールチェックから始まり、Webでの情報収集、書類作成と続きます。これらの作業で使えるショートカットを知っているだけで、1日の生産性が大きく変わります。

  • Safari・Chrome操作を高速化するブラウザショートカット
  • メール作成・返信を素早くこなすショートカット
  • 書類・レポート作成時の時短テクニック
  • スクリーンショット撮影の便利な使い分け方

Safari・Chrome操作を高速化するブラウザショートカット

朝一番にニュースサイトをチェックするのが日課ですが、Command + Tで新しいタブを開き、気になる記事を次々と開いていきます。読み終わったタブはCommand + Wで閉じる。この流れがスムーズになると、情報収集の効率が格段に上がります。

ページを戻りたいときはCommand + [、進みたいときはCommand + ]。マウスの戻るボタンを探す必要がありません。検索したいときはCommand + Fでページ内検索。長い記事から特定の情報を探すときに便利です。私はこれらのショートカットのおかげで、調べ物の時間が大幅に短縮されました。

メール作成・返信を素早くこなすショートカット

毎日大量のメールに対応する中で、ショートカットは必須です。Command + Shift + Dで下書きとして保存、Command + Returnでメールを送信。この2つを覚えてから、メール処理のスピードが倍になりました。特に、うっかり途中で送信してしまうミスも防げるようになり、安心してメールを書けるようになりました。

返信はCommand + R、全員に返信はCommand + Shift + R。メールの振り分けや整理も、ショートカットを使えばマウス操作の半分以下の時間で完了します。忙しい朝の時間帯でも、効率的にメールをさばけるようになり、本来の仕事により多くの時間を使えるようになりました。

書類・レポート作成時の時短テクニック

プレゼン資料や報告書を作成するとき、Command + Sでこまめに保存する習慣をつけました。以前、2時間かけて作った資料が突然のアプリ終了で消えてしまった苦い経験があります。それ以来、段落を書き終えるたびにCommand + Sを押すのが癖になりました。

印刷するときはCommand + P。プリントダイアログが即座に開きます。PDFとして保存したい場合も、このダイアログから簡単に選択できます。文字を太字にしたいときはCommand + B、斜体にしたいときはCommand + I。これらの装飾系ショートカットを使えば、見栄えの良い書類があっという間に完成します。

スクリーンショット撮影の便利な使い分け方

オンラインミーティングでの画面共有や、マニュアル作成でスクリーンショットは欠かせません。Command + Shift + 3で画面全体を撮影、Command + Shift + 4で範囲を指定して撮影。この使い分けができるようになってから、資料作成の効率が大幅にアップしました。

Command + Shift + 5を使えば、画面録画も可能です。操作手順を説明するときに動画で見せられるので、相手により分かりやすく伝えられます。撮影したスクリーンショットは自動的にデスクトップに保存されるので、すぐに使えて便利。私はこの機能のおかげで、視覚的に分かりやすい資料を短時間で作れるようになりました。

アプリ・ウィンドウ操作で時短を実現するショートカット

複数のアプリを同時に使って作業することが多い現代。私も常に10個以上のアプリを開いています。Safari、メール、Slack、エディタ、カレンダー…。これらを効率的に切り替える方法を知らなかった頃は、マウスでDockをクリックしていました。でも、ショートカットを覚えてからは、まるで別世界です。

  • Command+Tabでアプリを瞬時に切り替える
  • 同じアプリ内のウィンドウを素早く切り替える方法
  • Mission Controlでデスクトップを整理する

Command+Tabでアプリを瞬時に切り替える

Command + Tabは、私のMac生活を変えたショートカットの1つです。Commandキーを押したままTabを押すと、開いているアプリが一覧表示されます。そのままTabを押し続ければ、次々とアプリを選択できます。目的のアプリでCommandキーを離せば、即座に切り替え完了。

最初は「どのアプリがどの位置にあるか」を覚えるのに苦労しました。でも、よく使うアプリは自然と手が覚えてくれます。今では画面を見ることなく、メールからSlackへ、SlackからSafariへと瞬時に切り替えられます。この操作に慣れると、マウスでDockをクリックするのがもどかしく感じるほどです。

同じアプリ内のウィンドウを素早く切り替える方法

Safariで調べ物をしているとき、複数のウィンドウを開くことがよくあります。仕事用とプライベート用でウィンドウを分けたり、プロジェクトごとにウィンドウを作ったり。でも、Command + Tabではアプリ単位でしか切り替えられません。そこで役立つのがCommand + `(バッククォート)です。

このショートカットを知ったときの感動は忘れられません。同じアプリ内のウィンドウをサクサク切り替えられるようになり、作業効率が格段に向上しました。特に、複数の文書を見比べながら作業するときに重宝します。キーの位置が押しにくい場合は、システム環境設定でOption + Tabなどに変更することも可能です。

Mission Controlでデスクトップを整理する

デスクトップが散らかってきたら、Control + 上矢印でMission Control を起動。開いているすべてのウィンドウが一覧表示され、目的のウィンドウをクリックで選択できます。最初は「これ、必要?」と思っていましたが、ウィンドウが重なりすぎて目的のものが見つからないときに威力を発揮します。

F11キー(またはCommand + F3)でデスクトップを表示する機能も便利です。ファイルをデスクトップに保存したけど、ウィンドウに隠れて見えない…そんなときに一発解決。複数のデスクトップを使い分けている人は、Control + 左右矢印でデスクトップ間を移動できます。仕事用とプライベート用でデスクトップを分けると、気持ちの切り替えもスムーズです。

Macならではの便利な独自ショートカット

WindowsからMacに乗り換えて最も感動したのが、Mac独自の便利機能です。これらの機能を使いこなせるようになってから、「もうWindowsには戻れない」と思うようになりました。特にSpotlightは、私のMac生活に革命をもたらしました。

  • Spotlightで何でも素早く検索
  • Quick Noteでアイデアを逃さない
  • AirDropでファイルを瞬時に共有

Spotlightで何でも素早く検索

Command + スペースでSpotlightを起動。この瞬間から、Macの中のあらゆるものにアクセスできます。アプリを起動したいとき、ファイルを探したいとき、計算をしたいとき。すべてSpotlightにお任せです。「calc」と入力すれば電卓として使え、「天気」と入力すれば今日の天気が分かります。

最も感動したのは、ファイル検索の速さです。「企画書」と入力すれば、Mac内のすべての企画書が瞬時に表示されます。フォルダの階層を辿る必要がありません。アプリの起動も、最初の数文字を入力するだけ。「saf」と入力してEnterを押せばSafariが起動します。Launchpadを使っていた頃が懐かしく感じるほど、効率的です。

Quick Noteでアイデアを逃さない

会議中や作業中に突然浮かんだアイデア。以前はメモ帳を探したり、新しいメモアプリを開いたりしている間に忘れてしまうことがありました。でも、Fn + Q(またはControl + Command + N)でQuick Noteを起動できることを知ってから、アイデアを逃すことがなくなりました。

Quick Noteの素晴らしさは、どんな状況でも瞬時にメモを取れること。Webページを見ているときなら、そのURLも自動的に記録されます。後でそのメモを見返したとき、「ああ、このサイトを見ているときに思いついたんだ」とコンテキストも思い出せます。クリエイティブな仕事をする人には、本当に心強い味方です。

AirDropでファイルを瞬時に共有

同僚とファイルを共有するとき、以前はメールに添付したり、クラウドにアップロードしたりしていました。でも、AirDropを使い始めてから、その手間がすべて不要になりました。Command + Shift + RでAirDropウィンドウを開き、送りたい相手にドラッグ&ドロップするだけ。

大容量の動画ファイルも、写真の束も、あっという間に転送完了。会議で「この資料、送ってもらえる?」と言われたら、その場でAirDropで送信。相手のMacやiPhoneに直接届くので、「メール見ました?」と確認する必要もありません。この便利さを知ってしまうと、他の方法が面倒に感じてしまいます。

作業別おすすめショートカット活用術

8年間Macを使い続けて、職種や作業内容によって便利なショートカットが異なることに気づきました。ここでは、私が実際に様々な作業で活用しているショートカットを、シーン別にご紹介します。

  • 写真・動画編集で役立つショートカット
  • プログラミング・コーディングを効率化するショートカット
  • オンライン会議・リモートワークで使える時短テクニック

写真・動画編集で役立つショートカット

趣味で写真編集を楽しんでいますが、Command + プラスキーで拡大、Command + マイナスキーで縮小という基本操作は必須です。細かい部分を編集するときは拡大し、全体のバランスを見るときは縮小。この切り替えがスムーズだと、編集作業も楽しくなります。

動画編集では、スペースキーで再生・停止ができることを知って感動しました。iMovieやFinal Cut Proで、何度も再生を繰り返しながら編集するとき、マウスで再生ボタンをクリックする必要がありません。JキーとLキーで巻き戻し・早送りもでき、まるでプロの編集者になった気分です。作品の完成度も、ショートカットを使うようになってから確実に上がりました。

プログラミング・コーディングを効率化するショートカット

プログラミングを始めたとき、先輩エンジニアの手元を見て衝撃を受けました。マウスをほとんど使わず、キーボードだけで複雑な操作をこなしていたのです。Command + /でコメントアウト、Command + ]と[でインデントの調整。これらを覚えてから、コーディング速度が飛躍的に向上しました。

Command + Dで同じ単語を複数選択できることも、変数名を一括変更するときに重宝します。Option + 上下矢印で行の移動、Command + Option + 上下矢印で行の複製。これらのショートカットを駆使すれば、思考の流れを止めることなくコードを書き続けられます。エラーが出たときも、すぐに修正して次へ進める。この流れるような作業感は、ショートカットならではの醍醐味です。

オンライン会議・リモートワークで使える時短テクニック

リモートワークが増えた今、オンライン会議でのショートカット活用は必須スキルです。Command + Shift + Aでマイクのオン・オフ、Command + Shift + Vでビデオのオン・オフ(Zoomの場合)。これらを覚えてから、「あ、ミュート解除し忘れた!」という恥ずかしい思いをすることがなくなりました。

画面共有中は、Command + Control + Fで全画面表示の切り替えが便利です。プレゼンテーションを見やすく表示したり、通常表示に戻して他の資料を確認したり。スムーズな切り替えで、会議の進行も円滑になります。Command + Kでリンクの挿入もでき、チャットで参考URLを共有するときに活躍。これらの小技が、プロフェッショナルな印象を与えます。

Macのショートカットを自分好みにカスタマイズする方法

ショートカットの素晴らしさは、自分の使いやすいようにカスタマイズできることです。私も最初はデフォルト設定で使っていましたが、自分の手の大きさや使用頻度に合わせて調整してから、さらに快適になりました。

  • システム環境設定での変更方法
  • アプリごとのショートカット追加テクニック
  • 覚えやすいキー配置のコツ

システム環境設定での変更方法

システム環境設定 > キーボード > ショートカットで、様々なカスタマイズが可能です。私が最初に変更したのは、「次のウィンドウを操作対象にする」のショートカット。デフォルトのCommand + F1は押しにくかったので、Option + Tabに変更しました。左手だけで操作できるようになり、格段に使いやすくなりました。

修飾キーの変更も可能です。Caps LockキーをControlキーに変更している人も多いですね。私は英語配列キーボードを使っているので、CommandキーとOptionキーの位置を入れ替えました。最初は戸惑いましたが、慣れると手首の負担が減り、長時間の作業でも疲れにくくなりました。

アプリごとのショートカット追加テクニック

特定のアプリでよく使う機能に、独自のショートカットを割り当てることもできます。例えば、Safariの「リーダーを表示」機能。記事を読みやすく表示してくれる便利な機能ですが、デフォルトではショートカットがありません。そこで、Command + Shift + Rを割り当てました。

設定方法は簡単。システム環境設定のショートカットで「アプリケーション」を選び、+ボタンをクリック。アプリケーションを選択し、メニュータイトルを正確に入力(この場合は「リーダーを表示」)、好きなショートカットキーを設定するだけ。よく使う機能にショートカットを割り当てれば、作業効率がさらに向上します。

覚えやすいキー配置のコツ

ショートカットを覚えるコツは、関連性を持たせることです。例えば、ファイル操作系はすべてCommand + Shift + 文字キーでまとめる。新規フォルダ作成がCommand + Shift + Nなら、新規ファイルもCommand + Shift + Fに設定する、といった具合です。

また、頻度の高い操作ほど押しやすい位置に配置することも大切。私は左手の小指が短いので、Controlキーを使うショートカットは最小限にしています。代わりに、CommandとOptionの組み合わせを多用。自分の手に合った配置にすることで、ストレスなく長時間作業できるようになりました。

Macのショートカットがもたらすものは単なる時間短縮だけではない

8年前、Macを買ったばかりの私は、マウスとトラックパッドに頼りきりでした。でも今では、ほとんどの操作をキーボードだけで完結できるようになりました。この変化がもたらしたものは、単なる時間短縮だけではありません。

思考の流れを止めることなく作業を続けられる快感。複雑な操作を一瞬で完了させる達成感。そして何より、Macと一体になったような操作感。これらは、ショートカットを使いこなしてこそ味わえる醍醐味です。

最初は覚えることが多くて大変かもしれません。でも、1日1つずつでも新しいショートカットを試してみてください。使い続けるうちに、指が勝手に動くようになります。そして気づいたときには、あなたもショートカットマスターの仲間入りです。

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