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私の使っているMacも、最近はアプリの切り替えで待ち時間が生じたり、Final Cut Proでの動画編集時にアプリが落ちたりと、買い替えのサインが現れ始めています。
MacBookユーザーなら誰もが直面する「いつ買い替えるべきか」という永遠のテーマ。高額な投資だからこそ、最適なタイミングを見極めたいものです。
この記事では、実際に複数のMacBookを使い倒してきた経験から、買い替え時期の判断基準と、愛機を長く使い続けるための実践的なノウハウをお伝えします。あなたのMacBookライフがより充実したものになることを願いながら、一緒に最適な買い替えタイミングを探っていきましょう。
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MacBookの買い替え時期を見極める5つのサイン
- バッテリー劣化で作業に支障が出始めたとき
- スペック不足で作業に支障を感じたとき
- 最新OSへのアプデで支障が出始めたとき
- 中古市場の売却価格が大きく下がる前
- 用途や働き方が変わったとき
バッテリー劣化で作業に支障が出始めたとき
MacBookのバッテリーは充放電サイクルを重ねるごとに劣化していきます。Appleの公式情報によれば、MacBookのバッテリーは約1000サイクルで最大容量の80%まで低下する設計です。これは毎日使用すると約3〜4年で到達する数値となります。
カフェで作業しようと思ったら、わずか1時間でバッテリー残量が30%を切ってしまった——そんな経験はないでしょうか。フル充電したはずなのに、電源アダプタを持ち歩かないと不安になる状態は、明らかに買い替えのサインです。特にノマドワークやリモートワークが中心の場合、バッテリー持続時間は生産性に直結します。
システム環境設定の「バッテリー」→「バッテリーの状態」で、最大容量が80%を下回っていないかチェックしてみましょう。バッテリー交換という選択肢もありますが、AppleCareに未加入の場合、費用は2〜3万円程度かかります。この金額なら、下取りプログラムを活用して新機種への買い替えを検討した方が、最新スペックも手に入れられてコストパフォーマンスが高いケースも多いでしょう。バッテリー劣化は、MacBook全体の寿命を示す重要な指標の1つといえます。
スペック不足で作業に支障を感じたとき
動画編集中にプレビューがカクカクする、大量のタブを開いたブラウザが頻繁にフリーズする、Photoshopで複数レイヤーを扱うと虹色のカーソルが回り続ける——こうした症状は、MacBookのCPUやメモリ(RAM)、ストレージ容量が現在の作業負荷に対応しきれていないサインです。
特に注意すべきは、Intel世代のMacBookを使い続けている場合でしょう。M1チップ以降のApple Siliconは、同じ作業でも消費電力が少なく、処理速度が飛躍的に向上しています。4K動画の書き出しが旧MacBook Proでは30分かかっていた作業が、M2 Proでは10分以内で完了するといった劇的な差が生まれるケースもあります。
アクティビティモニタを開いて、CPU使用率が常時80%以上、メモリプレッシャーが黄色や赤色になっている状態が続くなら、ハードウェアの限界に達している証拠です。作業効率の低下は、単なる不便さだけでなく、締め切りを守れないリスクや、クリエイティブな思考を中断されるストレスにもつながります。ツールがボトルネックになって、本来の能力を発揮できない状態は本末転倒。スペック不足を感じたら、それは新しいMacBookへ買い替えるサインと捉えましょう。
最新OSへのアプデで支障が出始めたとき
新しいOSにアップデートをしたら動きが重くなったり、暑くなりやすくなることもあります。これは、裏で動くOSが複雑になり、現在のスペックでは対応できなくなってきているからです。最新OSは最新Macのスペックに最適化して作られるので、古いMacには負荷が大きくなってしまうことを知っておいてください。そのため、あえてアップデートしないことも快適に使うためのコツでもあります。
ただし、最新のmacOSにアップデートできないと、使いたいアプリケーションが動作しない事態も発生します。Adobe Creative CloudやFinal Cut Proなどのプロフェッショナル向けソフトウェアは、最新OS環境を前提に開発されるため、古いOSでは新機能が使えないだけでなく、既存機能すら起動しなくなることも。クライアントから送られてきたファイルが開けず、急遽別のマシンを借りて対応した——そんな冷や汗体験は避けたいものです。
また、iCloudやAirDrop、Continuityといったエコシステム機能も、OSバージョンの差によって制限されます。iPhoneやiPadとのシームレスな連携がMacの大きな魅力であるにもかかわらず、それが享受できないのは大きな損失でしょう。Appleの公式サイトでmacOSの対応機種一覧を確認し、自分の機種があと何世代サポートされるか把握しておくことをおすすめします。
さらに長年使用しているとmacOSのサポート対象から外れることもあります。サポート対象から外れると、セキュリティアップデートが提供されなくなり、マルウェアやサイバー攻撃のリスクが急激に高まります。Appleは通常、発売から7〜8年程度の機種までを最新OSの対応機種としていますが、この期限を過ぎた機種は段階的にサポート終了となっていきます。
中古市場の売却価格が大きく下がる前
MacBookは他のPCメーカーと比較して、圧倒的にリセールバリューが高い製品です。しかし、モデルチェンジや新技術の登場によって、中古価格が一気に下落するタイミングが存在します。その転換点を見極めることが、資産価値を最大化する鍵となります。
特に大きな価格下落が起こるのは、チップアーキテクチャの世代交代時です。Intel MacからApple Silicon(M1/M2/M3シリーズ)への移行期には、Intel MacBook Proの買取価格が数ヶ月で20〜30%も下がった事例がありました。同様に、M1チップ搭載機も、M4やM5シリーズの登場とともに徐々に価値が下がりつつあります。
買取業者のウェブサイトや、メルカリ・ヤフオクなどのフリマアプリで、同じモデルの落札相場を定期的にチェックする習慣をつけましょう。購入価格の50%以上で売却できるうちが、買い替えのベストタイミングです。40%を切り始めたら、急速に価値が下がるフェーズに入った証拠。新機種購入の頭金として活用できる金額が大きく変わってくるため、「まだ使えるから」と先延ばしにしすぎると、結果的に損をしてしまいます。
用途や働き方が変わったとき
キャリアの変化や新しいスキルへの挑戦は、MacBookに求める性能要件を大きく変えます。「これまでブラウジングや文書作成が中心だったのに、動画編集やプログラミング、3Dモデリングを始めることになった」。そんな転機こそ、最適なスペックのMacBookに乗り換えるタイミングです。
例えば、会社員からフリーランスのクリエイターに転身した場合、持ち運びやすさよりも処理能力が重要になるかもしれません。逆に、オフィスワーク中心からコワーキングスペースやカフェでの作業が増えたなら、MacBook Airのような軽量モデルへの切り替えで快適さを大きく向上させられます。
また、YouTubeチャンネルの開設やオンライン教材の制作、副業でのデザイン受注など、新しいことに挑戦したいという情熱が湧いてきたときも、道具を見直すタイミングです。「今のMacBookでは不可能」という制約が、挑戦への足枷になってはいけません。新しいMacBookは単なる道具ではなく、可能性を広げるパートナーとなります。ライフステージの変化に合わせて、自分の働き方を最大限にサポートしてくれるマシンを選ぶことは、自己投資として極めて合理的な判断だといえます。
用途別 MacBookの推奨買い替えタイミング
- 書類作成/ネット閲覧用途の場合は5〜7年
- 趣味でクリエイティブに使う方は3〜5年
- 仕事でクリエイティブワークに取り組む方は2〜3年
- 快適かつコスパよく使いたい方は2年
書類作成/ネット閲覧用途の場合は5〜7年
WordやExcelでの文書作成、Webブラウジング、メールのやり取りといった基本的な用途であれば、MacBookは5年から7年という長期間にわたって快適に使用できます。macOSの最適化技術は非常に優れており、古いハードウェアでも驚くほどスムーズに動作し続けるのです。実際2025年時点でも、2017年モデルのMacBook AirでのSafari上でのタブ管理やPagesでの書類編集は十分実用的です。起動速度やアプリケーション立ち上げのレスポンスに大きな不満を感じることはありません。
ただし、注意すべきポイントがあります。それはmacOSのサポート期間です。Appleは概ね7年程度でOSアップデートの対象から外す傾向にあり、セキュリティパッチが提供されなくなるリスクを考慮する必要があります。特にオンラインバンキングや機密性の高い業務で使用する場合、OSサポート終了は看過できない問題。対応しないアプリも増えてくると実務的に困るシーンも増えるでしょう。
それでも、基本的な用途なら5年は余裕で、バッテリー劣化さえケアすれば7年使用も十分に可能です。
趣味でクリエイティブに使う方は3〜5年
休日に写真編集を楽しんだり、YouTubeへの動画投稿を趣味としている方なら、3年から5年のスパンで買い替えを検討するのが理想的です。Adobe Lightroom ClassicやFinal Cut Proといったクリエイティブアプリケーションは、年々機能が拡張され、それに伴ってシステムリソースの要求水準も上がっていきます。3年目を過ぎると、4K動画のカラーグレーディング時にプレビューがカクつき始めたり、RAW画像の書き出しに想定以上の時間がかかるようになるもの。
とはいえ、趣味の範囲であれば多少の待ち時間は許容できますよね。レンダリング中にコーヒーを淹れたり、書き出し完了まで別の作業をすればいい話です。実際、M1チップ以前のMacでもフルHD動画編集なら5年近く問題なく使えているケースは多数。クライアントへの納期がないぶん、少し我慢しながら使えるというのが趣味クリエイターの強みでしょう。ただし、新機能を試したいという創作意欲や、処理待ちのストレスを天秤にかけて、4年目あたりで判断するのが賢明です。
仕事でクリエイティブワークに取り組む方は2〜3年
映像制作会社やデザインスタジオで働くプロフェッショナルにとって、MacBookは収益を生み出すための重要なビジネスツール。この場合、買い替えサイクルは2年から3年が推奨されます。理由は明確で、クライアントワークでは納期遵守が絶対条件だからです。8K映像のプロキシ生成に予想外の時間がかかったり、Cinema 4Dのレンダリングが深夜までずれ込んだりすれば、それは直接的な機会損失につながります。
さらに重要なのが、最新のファイルフォーマットやコーデックへの対応です。ProRes RAWやAV1エンコードといった新技術は、ハードウェアアクセラレーションの有無で処理速度が桁違いに変わります。2年前のマシンでは対応していない機能も、最新モデルでは標準搭載されている状況。クライアントから「このフォーマットで納品してほしい」と言われたときに「うちの環境では対応できません」とは言えないのがプロの世界。投資対効果を考えても、作業時間短縮で得られる生産性向上は、本体価格を十分に上回るリターンをもたらしてくれるはずです。
高額なMacを2年で買い替えるのは躊躇われる方もいらっしゃると思いますが、実は売却や下取りを含めると決してコストパフォーマンスは悪くありません。次章で解説します。
快適かつコスパよく使いたい方は2年
意外かもしれませんが、常に快適な作業環境を維持しながらコストパフォーマンスも追求するなら、2年サイクルでの買い替えが最適解になります。カギを握るのはApple Trade Inや中古市場での下取り価格です。MacBookは購入から2年以内であれば、驚くほど高い残存価値を保っているのです。例えば30万円で購入したMacBook Proが、2年後に18万円から20万円で下取りされるケースは珍しくありません。実質負担は10万円程度、つまり年間5万円で最新スペックを維持できる計算です。
これが4年使用となると、下取り価格は8万円程度まで下落。確かに使用期間は2倍になりますが、後半2年間は徐々に快適性が損なわれていくわけです。バッテリー充電サイクルは増加し、最新OSではもたつきを感じ始め、新しいM4チップの性能を横目に羨望のまなざしを向けることに。2年サイクルなら、常にApple Siliconの最新世代を体験でき、Neural Engineの進化やメモリ帯域幅の向上といった恩恵を継続的に享受できます。アーリーアダプター的な喜びと実用性を両立させたい方には、この戦略が断然おすすめです。
使い勝手視点でみるMacBookの買い替え推奨時期
- 快適に使うには2年
- ちょっと我慢して使うなら3〜4年
- 5年以上は結構支障が出ます
快適に使うには2年
快適さを最優先するなら、2年サイクルでの買い替えが理想的です。この期間であれば、最新のmacOSを完全サポートしており、メモリリークやストレージの断片化もほとんど気になりません。アプリの起動は一瞬ですし、複数のブラウザタブを開きながらPhotoshopとFinal Cut Proを同時に立ち上げても、ファンの音すら聞こえないほどスムーズに動作します。バッテリーの劣化も軽微で、MacBook系なら購入時と変わらない駆動時間を維持できるでしょう。
特にApple Siliconへの移行期である現在は、チップの性能向上が著しく、2年前のモデルと最新モデルでは体感速度に明確な差が生まれています。Intelチップの頃は毎年10〜15%程度のスペックアップでしたが、Mチップは毎年20〜30%の性能向上を実現されていることからも2年前のモデルとは大きく進化していることがわかるでしょう。
なかでもNeural Engineの処理能力向上により、写真の自動補正やビデオのトランスコーディングといったAI関連処理が飛躍的に高速化されているのです。仕事でMacを使うプロフェッショナルや、常に最高のパフォーマンスを求めるクリエイターにとって、この2年サイクルは投資対効果の面でも納得できる選択肢となります。
ちょっと我慢して使うなら3〜4年
コストパフォーマンスを重視するなら、3〜4年での買い替えが現実的なラインです。この期間になると、いくつかの小さな不満が積み重なってきます。
朝一番のMacを立ち上げたとき、デスクトップが表示されるまでに以前より数秒余計にかかるようになったり、Safariで複数のタブを開いていると時折レインボーカーソルが顔を出したりします。ストレージ容量も、写真ライブラリやアプリケーションの肥大化によって圧迫され始め、定期的な整理が必要になってくるでしょう。
それでも日常的な作業には十分対応できますし、メールチェック、文書作成、Web会議程度なら問題なくこなせます。バッテリーは購入時の70〜80%程度まで劣化しますが、電源アダプタやモバイルバッテリーを持ち歩けば対処可能です。一般的なオフィスワーカーや学生なら、3〜4年のサイクルが最もバランスの取れた選択といえるでしょう。
5年以上は結構支障が出ます
5年を超えてくると、我慢の限界を感じる場面が日常的に現れます。アプリケーションの起動に10秒以上かかることも珍しくなく、作業の合間に生まれる待ち時間がストレスとなって蓄積していきます。
特に大きな問題となるのがmacOSのサポート終了です。5年を過ぎたMacでは最新バージョンへのアップデートができなくなる可能性が高まります。すると最新のアプリケーションが動作しなくなったり、セキュリティの脆弱性に対処できなくなったりと、実用上の問題が顕在化してくるのです。
SSDの書き込み寿命も気になり始め、突然のデータ消失リスクも無視できません。バッテリーは著しく劣化し、MacBook系では常時電源接続が必須となるでしょう。修理パーツの供給も終了に近づき、万が一故障した際の対応も困難になります。使えなくはないものの、生産性の低下と精神的ストレスを天秤にかけたとき、買い替えを真剣に検討すべきタイミングといえます。
MacBookの買い替えタイミングに正解はないが、明確なサインはある
5年間MacBookと共に過ごしてきた私が辿り着いた結論は、「買い替えタイミングに正解はないが、明確なサインはある」ということです。バッテリーの劣化、OSサポートの終了、ストレージ不足、セキュリティリスク、そして慢性的なパフォーマンス低下。これらのサインが複数現れたら、それは新しいMacBookを迎える時期。
用途によって最適な買い替えサイクルは異なります。クリエイティブワークなら3〜4年で最新機種への投資が報われ、ビジネス用途なら5年の安定運用が可能。学生や一般利用なら、適切なメンテナンスで6年以上使い続けることも現実的です。何より大切なのは、MacBookを単なる道具ではなく、創造性と生産性を高めるパートナーとして捉えること。
最後に、買い替えを決断する前に試してほしいメンテナンス術があります。クリーンインストール、外付けSSDの活用、そして適切なタイミングでのバッテリー交換。これらの対策で、愛機の寿命を1〜2年延ばすことは十分可能です。
新しいMacBookを開封する瞬間の高揚感は格別ですが、長年連れ添った相棒との思い出もかけがえのないもの。あなたのMacBookライフが、より充実したものになることを心から願っています。次にApple Storeを訪れる時、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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